昨日は「新みやぎ模試」の日でした。
多賀城・塩釜地区のほとんどの中学校では、今週・来週内に中間テストがあります。
そのためか、いつもより当YST塾での模擬テスト受験者数は少なかったようです。
本来なら、模擬テストは受験をしたその日に復習をすべきなのですが、今回は、中間テスト直前ということもありますので、落ち着いたら復習をするようにしたいところです。
みやぎ模試・模擬テストを受ける一番の理由は、現時点での自分の学力を知ること、そして志望校合格率がどれだけかを確認することにあります。
でも、模擬テストの効用はこれだけではありません。
まずは、勉強のペースメーカーになるということが挙げられます。
確かにみやぎ模試をはじめ、すべての模擬テストは実質「全範囲」で行われます。
だからといって、何となく全範囲を確認すべく、参考書を斜め読みしてテストに臨むのはもったいありません。
自分の中でテーマを決めて、10月の模試では例えば社会であれば「平安時代と鎌倉時代」を完璧にして臨む、理科なら「大地の変化」を完璧にして(自分で納得できる状態にして)テストに臨む、というふうにするといいです。
「平安・鎌倉時代」の問題が出ればそれはそれで言い訳ですし、結果的に「平安時代」の問題がほとんど出なかったとしても、今回の勉強は無駄にはなりません。
11月以降のテストの際には、今回勉強したことが血肉となっていることでしょう。
それをやり抜くことで、模擬テストが自分の勉強のペースメーカーとなってくれます。
2つ目は、上段でも書きましたが、復習をしっかりすること。
解けなかった問題は勿論、解けた問題ももう一度丁寧に確認をしていくことが大切です。
解けなかった問題には、現時点で自分が理解できていない要素が多分に含まれていますので、これがマスターできれば、これまで解けなかった知識・引き出しが1つ増えることになります。
3つ目は、入試直前に見直すにはとてもよい「教材」になる、ということです。
得意科目はやらなくてもいいかもしれませんが、特に苦手な科目の場合には、何度か復習を済ませている模擬テストをあらためてやり直すことが威力を発揮します。
「出題形式に慣れること」「時間配分の再確認」などもできますし、何よりも苦手な科目の基本事項を短期間で再確認することができます。
それだけに模擬テストというのは、かめばかむほど味が出てくる「スルメ」のような存在と言えます。
これからの勉強をする際の参考にして頂ければ幸いです。
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