
中3の夏期講習が始まり、受験勉強が本格的に始まりました。
科目によっても対策の立て方は変わってきますが、数学と英語はコツコツ積み重ねて勉強していく科目になります。
高校入試の数学では、動点の問題(関数)がよく出てきます。
実はこの分野は中2の関数で扱うものなのですが、久しぶりに問題に取り組むと手こずる中3生が少なくありません。
先日の授業(講習)で、ある生徒がこの問題を解くことになりました。
1回目は分からなくても全然問題ありません。
間違えながら、自分の分からない問題を見つけ出して、その問題を克服していくこと
当YSTでは、その1つ1つの積み重ねを大切にして勉強に取り組んでもらっています。
勉強というものは、極論すれば「今日解けなかった問題をしっかり復習し、明日同じ(ような)問題が出てきたら、100%の確率で確実に解けること」の積み重ねなんです。
ですので、1回目は分からなくても全然問題ないんです。
その生徒に、ポイントを説明して理解して頂き、引き続いて同じような問題を即印刷、演習して頂きました。
ここからは個人差があります。
2回目でしっかり解ける人もいれば、やはり、手こずる人もいます。
3回類題を解く必要がある人は3回解けばいいし、2回で大丈夫な人は2回でいいんです。
大切なのは、
最終的に自力で解ける
ようになること。
結局、そのお子さんは、4回同じような問題を解くことになりました。
そして、自力で正答に到達できるようになりました。
仮に、翌日に模擬テストがあって、同じような問題が出てきたら、彼女は完璧に解いていたでしょう。
今のは関数の問題でしたが、他にもマスターすべき基本事項はたくさんあります。
最終的には、その1つ1つの項目が頭の中にしっかり収まって、本番で最高の答案が書けるようになることが目標になります。
特に数学と英語は、入試レベルの問題に対応できるまでには時間がかかりますので、今からコツコツと基本事項を身につけていきたいところです。
理科・社会は暗記的な要素が多いので、まずは1通り復習すること。
とはいうものの、教科書の太字以外にも覚える内容が多いですので、覚えることが半端なくあります。
でも、多いからと言って「入試前にようやく1回終わりました」ではダメです。
少なくとも入試前に3回は繰り返し勉強できるよう、今のうちから、分野を定めて勉強していきたいところです。
そして、現時点で自分の学力がどれだけなのか。
それを客観的に見極めるために模擬テストを受け、自分の得意・不得意を確認する。
その後は、得意分野を伸ばしつつ、不得意分野の学力がアップするよう、対策を練っていく。
やるべきことはたくさんありますが、子どもたち1人1人と1つずつこなしていきたいと思います。
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(国道45号:白松が最中さん向かい)
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