今週は中1の夏期講習がありました。
講習会のみ参加のお子さん、更にレベルアップを図るべく参加した中1塾生、今回の講習会から入塾したお子さんもいました。
5日間、頑張った中1生のみなさん、まずはお疲れ様でした。
今回、さしあたり講習会のみに参加したお子さんがいました。
当塾では、ドンドン問題演習して進んでいきますので、短期間のうちに自分の弱点分野が一気に浮き彫りになります。
そのお子さんは、中学校のテストではそれなりの点数をとっていました。
実際、問題演習をしてもらうと、だいたいの問題は順調に解けています。
でも、要所要所で細かいミスをしていました。
自分では何が原因でミスをするか分かっています。
でも、ミスをしてしまいます。
実はこういった現象はこのお子さんに限ったことではありません。
このようなちょっとしたミスを犯す原因は大きく2つあります。
1つ目が「演習量が十分でないこと」、
そして2つ目が「学習したてで自信がないこと」、
です。
では、実際に細かいミスをしてしまう場合にはどのように対処すればいいのでしょうか?
それは「1に演習、2に演習」。
とにかく良質の問題を適度に演習する以外に方法はありません。
「理屈ではなく、体で覚えていく」という表現が適切かもしれません。
以前、中間・期末テストでいつも450点以上をキープしている中塾生がいました(Tさん)。
学校で新しい分野に入ると、Tさんは、まずはその範囲の基本問題(教科書レベルの問題)を解いていきます。
この際、Tさんは結構計算ミスを犯してしまいます。
数学だけでいえば、中間・期末で毎回95点前後取っているお子さんが教科書の基本レベルの問題で、ちょくちょくミスを犯すんです。
でもTさんは気にしていませんし、私も気にせず、間違えた問題の類題をすぐにプリントアウトして、ドンドン手を動かして解き進んでもらいます。
Tさんに直接聞いたことはないので確証は持てませんが、恐らく彼女は「今度また同じミスをしたらどうしよう」と不安になったことは一度もないと思います。
むしろTさんは、「自分にはこの問題は必ず解けるんだ」という信念をもって問題を解いていったと思います。
良質の問題を数多くこなしていくことで、Tさんは「必ずできるんだ」という確信を持って、中間・期末試験に臨んでいったわけです。
問題を解いていく上で、間違うことは誰にでもあることです。
単にまだ勉強していなかったからとか、基本事項を覚え切れていなかったからとか、やり方は分かっていなのに何故か間違ってしまったとか。
そして、問題演習をして間違うことこそが、勉強の「スタートライン」になります。
ならば、同じミスをしないようどのように修正すればいいのか、そこをコツコツ乗り越えていけるかどうかが、更なる学力アップのカギを握ることになります。
夏休みは、まとまった復習のできる絶好の期間です。
暑さに負けず、頑張っていきましょう!
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