
昨日、中3生の模擬テストの結果が返ってきました。
早速、今日の午前の授業(講習)で結果を返却しました。
模試の結果をもとに、志望校について中3生のSさんとお話をしました。
元々、彼女はA高が志望校だったのですが、成績次第ではB高にしようか悩んでいました。
因みに、「新みやぎ模試」のランキングでは、A高の方が上位に位置しています。
今回の成績からすると、A高も十分に合格ラインに到達しています。
合否判定の話に入る前に、丁度今はオープンキャンパスの時期なので、A高とB高のオープンキャンパスに行ったかどうか質問をしてみました。
予想通り、高校受験について普段から熱心に取り組んでいるSさんは、両方のオープンキャンパスに行ってみたということでした。
するとSさんが言いました。
「なんか、A高の雰囲気が私には合わないというか・・・」
このように感じる中3生は少なからずいます。
少なくとも当YSTの塾生には、このような中3生が毎年数名います。
当初、仙台三高を目指していたTさん(当時中3生)という塾生がいました。
因みに第2希望は宮城一高です。
両方のオープンキャンパスに行ったのですが、雰囲気が「宮一」の方がよかったということで、夏休みから「宮城一高」に
志望校を絞ることにしました。
最終的にTさんは、宮城一高に合格し、その後現役で国立大学にも合格しております。
話をSさんに戻しましょう。
「B高にしようかどうか悩んでいるんです」
ということでした。
決して、今からランクを下げてB高にしようということではありません。
オープンキャンパスに行った結果、A高ではなくB高にしようという「積極的な方向転換」を決断しようとしているわけです。
最終的にどの高校に願書を出すかは、まだ半年先の話ですが、単に自分の成績から志望校探しをするのではなく、実際に高校のオープンキャンパスに足を運んで「自分の行きたい高校探す」行程はとても大切なことです。
高校によっては事前に申請しないと、オープンキャンパスに参加できないところもありますが、予約なしでも参加できるところもあります。
万が一、予約し忘れた場合には、夏休み明けの学園祭に足を運ぶという手もあります。
志望校を選ぶ際には、是非、オープンキャンパスに直接出向き、その高校の雰囲気を肌で感じ取ることも忘れないようにしましょう。
その後、Sさんから「前期試験も受けた方がいいんですか」と質問されました。
前期試験は高校にもよるのですが、倍率が3倍を超えるところが少なくありません。
あれこれ理屈を述べるよりも実際のデータを見てもらった方がいいと思い、今年の2月に行われた前期試験を含む、過去3年分の前期試験の倍率・出願状況をパソコンからプリントして見てもらいました。
(生徒・保護者との面談用に、見やすく私が一覧に編集したものです)
倍率について一通り説明をすると、
「えっ、こんなに倍率高いんですか」
とSさんは目を丸くしていました。
受験は勉強も大切ですが、より詳しい情報を入手することも大切になってきます。
自分が受験しようと思っている高校のランキングはどのくらいなのか。
前期・後期の過去3年分の倍率と合否状況。
前期合格者の評定平均。
他の学習塾のことは分かりませんが、当YSTではその都度、受験資料として各ご家庭に配布しております。
次回の模擬テストは8月7日。
7ヶ月後・8ヶ月後の高校入試目指して、一歩ずつ歩んでいきましょう!
【 住 所 】 多賀城市下馬3丁目2-13
(国道45号:白松が最中さん向かい)
(共進不動産さん2F)
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