先週末は多くの高校で文化祭が開催されました。
高3の現役生は行事ごとがまた1つ終わり、いよいよ3ヶ月半後のセンター試験が見え隠れする時節となりました。
物理や化学など理科は、実験の1つ1つや現象の1つ1つを確実に理解することが何よりも大切です。
そして、(理想的には)教科書に出てくるすべての実験や現象を参考書やノートを見ないでも自分で説明できるようになることが、勉強の最終目標になります。
例えばドップラー効果では、音源と観測者それぞれが動くときの振動数の公式があります。
まずはこの公式を覚えて、教科書の例題レベルの問題が解けるようになることが必要です。
でも、これだけでは2次試験は勿論、センター対策としても不十分です。
音源が動く際、どうして振動数が変化するのか、観測者が動く際には何故振動数が変化するのかをしっかりと理解する必要がありますし、これらの考えを使わないと解けない問題がセンター試験でも出てきます。
はじめはそれらのなりたちを問題集や参考書を駆使して理解をし、その後、何も見ない状態で説明できるようになることを目指すといいでしょう。
夏休みが終わり、文化祭も終わったことで、3ヶ月半後のセンターに照準を絞るべきか、その後の2次試験も考慮しつつ勉強をすべきか悩んでいる高3生も少なくないと思います。
書店には、センター対策の様々な実戦問題集も並ぶようになりました(黒本や青本など)。
でも、センター対策ということで、今の時期から取りかかることはオススメしません。
物理をはじめとした理科に関して言えば、11月末までは、センター・2次と区別をするのではなく、上記のような基本事項をしっかりと身に着けることを意識していきたいところです。
実戦問題集は12月以降で十分です。
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