
「テストの時は、いちばん最後に検算をするように」
小学校や中学校の数学(算数)の時間によく言われたものです。
でも、大学受験の本番を経験した人や、高校生で模擬テストを受けた人からは、
「とてもじゃないけど、時間なんか余んないです」
という切実な声を聞かされます。
では実際のところ、どうすればいいのでしょう?
国立大学の2次試験の数学の配点は、1問50点にもなることもあります。
数学が1問解けないと、英語の英文解釈まるまる1問分が「パーになる」という勘定です。
それでも解けない場合には、どうしようもないのですが、せっかく考え方が合っていたのに、最初の方の計算間違いがたたってしまって、最初の立式だけの部分点にとどまり、あとはまるまる失点。
本来なら50点とれるはずだったのに、10点しか部分点がもらえなかった、というのはよくある話です。
でも、他の問題も解かなければいけないし、検算なんてしている余裕は全くありません。
どうすればいいのでしょう?
「正解」というものはないのかもしれませんが、私が学生の頃に意識的にやっていたのは、
「計算をしながら、(理想的には)1行ごとに検算をしていく」
というものでした。
確かに時間はかかるのですが、50点取れる問題ではきっちり50点取らなくてはいけません。
国立大の2次試験レベルになると、全問解けるというのは「まれ」です。
赤本などの書評にも
「全部で4問中、2問半解ければ合格でしょう」
などというコメントが載っていたりします。
予備校生と話をしている際には、
「この問題は【捨て問題】だね」
などという会話も飛び交うこともあります。
※【捨て問題】=とても難しい問題だから、受験生はこの問題は解かなくても大丈夫という問題
従って、
「計算をしながら、(理想的には)1行ごとに検算をしていく」
方法が、現実的な検算ということになってきます。
でも、模擬試験の時や本番の時だけこの方法をやろうとしても、普段からやっていないと、「いざ」という時にはできないものです。
そのため、この1行ずつの検算法は、普段の勉強時から意識的に行っていく必要があります。
これまでやったことのないことをやっていくので、初めのうちは時間がかかりますが、1ヶ月もやっていると、コツとうか、「ああ、こんな風にやればいいのか」というのが分かってくると思います。
この位になれば、あとはスラスラと鉛筆も進んでいってくれます。
大学受験で数学のある人は、検算に関する、小・中学校時代の常識をリセットして、新しいステージで勝負していけるようにしていきましょう!
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