中2の数学。教科書の初めは、基本的な計算問題が出てきます。
例えば次のようなものです。
(2a-3b)-(4a-5b)
この手の計算は、( )をはずす際に、符号に気をつけることがポイントになります。
あとは文字を含んだ式のかけ算や割り算も出てきますが、こちらも、逆数にすることなどの、要所をつかめば大丈夫です。
中2の1学期末試験で、「一番の山」は「文字式の利用」になります。
例えば
「3つの連続する整数の和が3の倍数になることを説明しなさい」
とか
「2桁の自然数と、その数の一の位と十の位の数を入れかえた数の和が11の倍数になることを、説明しなさい」
という問題です。
生徒からすると、初めのうちは模範解答を見ても何をやっているのか、チンプンカンプンです。
多くの数学の問題は、計算をして答えが出てきます。
でも、この「文字式の利用」は、自分の言葉で説明をしていかないといけません。
そこで、慣れないうちは何をやっているのか分からず、チンプンカンプン状態なわけです。
というと、何だか大変そうに思うかもしれませんが、対策自体は難しくありません。
まずは、上記のような典型的な問題を何度も実際に手を動かして解くことから始めます。
そうすることで、「型」が身に着き、その結果、どのような問題にも対応できることになります。
そして、この「一番の山」を越えることができれば、90点以上の景色が眼下に広がっていることになります。
1学期の期末考査まであと1ヶ月程になりました。
中総体直前で大変だと思いますが、少しずつテストに向けて進んでいきましょう!
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