先日、高3生から「物理を勉強しているんですが、伸び悩んでいるんです」と相談を受けました。
共通テストは勿論、私大や国公立の2次まで見据えて勉強をしていかないといけません。
さし当たり、教科書レベルの問題はスラスラ解ける必要があります。高校の中間・期末考査ならそれで十分なのですが、大学入試となるとそれだけでは物足りません。
全然物足りません。
では、どうすればいいのでしょう?
実は、物理に限らず、化学や生物・地学でも同じなのですが、理科は実験や観測・観察に基づいた事柄が出題されます(というか、それしか出題されません)。
物理で言えば、例えば光波では、ヤングの干渉実験・薄膜の干渉・回折格子・くさび形の空気層における干渉などが出題されます。でも、これ以外の何か真新しいものが出題されることがあるかというと、そういうことはありません!
ですので、これらの基本的な実験・現象をしっかり理解できればいいことになります。
出る問題は既に決まっているんですから。
そのため、対策としては「核となる1冊の問題集」を用意して、それを理解できるまで最低3回は繰り返しやること。
そして勉強時間を増やして、焦らず1つずつ基本事項を身につけること。
高3生には、このようなことを回答致しました。
共通テストまで2ヶ月。
自分の可能性を信じ、夢の実現に向けて頑張っていきましょう!
(写真は、物理講義用ノートの1枚)
この記事へのコメントはありません。