多賀城・塩釜地区の中学生は今日が最後の夏休みです。
もう、宿題は終わっているでしょうか?
一方で、二期制の学校では既に学校が始まっているところもあります。
昨日は中1・中2の授業がありましたが、既に向洋中学校では学校が始まっていて、24日が実力テストだったということでした。
仙台市は今日・25日からのスタートになります。
中野中学校の塾生たちは26日にある実力テストに向け、それぞれが総復習をして本番に備えていました。
夏休み期間は、部活動がある人は別ですが、基本的には自分の好きなペースで過ごすことが多くなります。
そのため、生活のリズムを元に戻すのに手間取るケースも少なくありません。
でも結局は、学校がスタートすれば、その時間帯に合わせて過ごしていくことになりますので、そんなに気にすることはないでしょう。
今回は、日々の勉強を行う際に「朝型」がいいのか、「夜型」がいいのかについて、触れてみたいと思います。
少なくとも、社会人になり仕事を持つようになれば、「朝型」に軍配が上がることに異論はないでしょう。
現に、私の起業家仲間のうち、素晴らしい業績を収めている人はすべて「朝型」人間です。
では、中高生の日々の勉強に関してはどうでしょうか?
知人のお子さんで、毎朝5時に起きて「朝勉」をしてから高校に通っていた男の子(K君)がいました。
K君は、県内でも有数の進学校に通っていました。
そして朝勉のお陰か、学年でいつも1・2番をキープしていました。
部活動もバリバリの運動部(ラグビー部)に所属していました。
高校に入学したての頃は、部活動の疲れもあり、帰宅すると勉強どころではなかったそうです。
でも、日々の勉強はこなしていかないといけません。
結果、誰に言われるでもなく、K君は朝早く起きて勉強をするようになったそうです。
そして、学年で1番・2番を取れるまでになりました。
今春、晴れて第1志望の大学に入学していきました。
別の例を紹介しましょう。
私は大学に入学する際、1年浪人しましたが、当時、その予備校に現役(高3生)で通ってきていた、ある双子の兄弟がいました。
最終的に彼らは2人とも地元の国立大学の医学部に現役で合格することになるのですが、彼らも高校時代は5時に起きて勉強をしてから学校に通っていました。
ここまで書いてくると、朝型学習が一番という印象があるかもしれません。
朝早く起きて勉強し、好成績を収めた人の話をするとインパクトがあるので、どうしても朝型が一番という図式になってしまいます。
でも、上の3人と同じくらい、というよりも何十倍もの人数の「夜型人間」の大学時代の友達がいました。
私も含めて夜型人間は「夜の方が集中できる」と言います。
(最近では、脳科学的なアプローチがなされており、どちらがいいかということも話題の1つになっているのも事実です)
夜型人間からすると、「朝起きてやってはみたけど長続きしなかった、効果がなかった」「夜の方が気持ちに余裕があるので、夜の方が絶対いい」ようです。
「朝型」・「夜型」には、遺伝的な要素が関係しているという生物学者もいます。
また、両親など家族の生活スタイルが十分すぎるくらいに影響していることも事実です。
ですので、人によって「朝型がいい」場合もありますし「夜型がいい」場合もあるのだと思います。
何よりも大切なのは、自分が集中して勉強できる時間帯がいつなのかを、しっかりと把握することになります。
勉強時間は、量よりも質が大切です。
自分の適切なスケジュールを見つけて、過ごしていくようにしましょう。
なお入試日当日は、9時前後には学科試験が始まりますので、少なくとも本番より数週間前からは、当日のスケジュールに合わせた、生活時間を確保したいところです。
話を冒頭の二期制の中学校に戻しましょう。
2週間後には前期の期末テストが控えているところもあります。
学校の宿題を提出し終えたからといって気を抜くことなく、直前のテストに向けて頑張っていきましょう!
【 住 所 】 多賀城市下馬3丁目2-13
(国道45号:白松が最中さん向かい)
(共進不動産さん2F)
【電話番号】022-366-9415
【営業時間】16:00~21:40
【最 寄 駅】 JR仙石線下馬駅から徒歩3分
この記事へのコメントはありません。