おととい、国公立大学の出願が締め切られました。
これからは、2月25日の前期日程目指して、時間のある限り対策をとっていくのみです。
特に現役の高3生は、たっぷり時間が取れるようになったことと、選択科目数も限られてきたことで、じっくりと勉強できることになります。
今日は地元国公立大(東北大を除く)の数学の対策授業がありました。
高3生の場合には、まだ必要な基本事項(公式や解き方)などが定着していない場合があります。
こういう場合には、大きく2つの勉強方法を並行してやっていく必要があります。
1つ目は、問題集・参考書等を用いて、単元ごとにコツコツと公式や解き方を再確認していくこと。
例えば今日は、「2直線が垂直である」ことを処理する問題がありました。
解き方は大きく2つあり、1つは「直線同志の傾きをかけて-1」。そしてもう1つが「ベクトルの内積=0」。
文系の場合、これらがごちゃ混ぜになって「傾きをかけて0」になってしまったりします。
こういう基本的なことを積み上げていく必要があります。
前期日程までは、まだ17日ありますので、公式・基本事項をしっかりと再確認していきましょう。
そして2つ目は、とにかく様々な入試問題を解くこと。
別に受験予定校の過去問である必要はありません。
というよりむしろ、他大学の様々な(良質の)問題を1問でも多く解いていきたいところです。
そして復習の際には、解答解説を見ずに、あらためて鉛筆を動かして、問題を解いて最後の答えまでたどり着けるかどうかを確認する。
これがなかなか曲者で、解説を受けたにもかかわらず(解説を受けて解答をノートに書いたにもかかわらず)、途中で行き詰まってしまうことが多々あります。
でもこの作業が大切なんです。
そこであらためて解答解説のノートを見返して、解き方を再確認していく。
1日3題やれば、本番まで3×17=51題もこなすことができます。
実際に出題された大学の入試問題を51題もこなすことができるんです!
しかもこの51題(入試問題)は、しっかりと復習をしますから、脳みそに定着されていきます。
数学は書くこと、まねること。
時間がないことを言い訳にして「ちらっと解答を斜め読みして終わり」ということだけは絶対に避けたいところです。
高3生は、センター試験明けから2次試験までのこの時期こそ、劇的に学力がアップする時期です。
夢の実現に向けて邁進していきましょう!
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