中学2年生の2月に通い始めた女の子(Nさん)がいました。
仙台に住んでいるので、通って来るのは何かと大変だったと思います。
彼女は最初から三桜高校が第1志望でした。
三桜高に入って、好きな部活を続けたい。
普段のニコニコした表情からは想像できない、しっかりとした目標を持っていました。
Nさんは、入塾当初から安定した学力を持っていました。
5教科合計で401点。
ただ、彼女には1つ不安材料がありました。
数学が他の教科の足を引っ張っていたのです。
当YSTのカリキュラムは、演習中心で進めています。
もっとも、間違った問題はそのままにせず、同じ内容の問題を理解できるまで繰り返し演習し、知識をすり込んでいきます。
その結果、Nさんは下記のとおり入塾当初71点だった数学が、3年生の1学期末にはなんと94点になったのです。
また、もともと得意科目だった英語でも、更に学力がアップしました。
入塾当初 1学期末
数学 71点 → 94点
英語 81点 → 90点
合計 401点 → 445点
これは別に魔法でも何でもありません。
自分の手を実際に動かして問題を解き、知識を定着させた結果なのです。
大切なことなのでもう一度言います。
自分の手を実際に動かして問題を解いた結果なのです。
地道な作業ですが、やはりコツコツ問題をこなしていかないと真の学力は身につきません。
Nさんは、中間・期末テストの前になると範囲表を持参して「数学はこことここ、英語はこことここ、理科はこことここの問題を作って下さい」というように、常に自分から目的意識を持って授業に臨んでいました。
まさに、Nさんの努力の結晶とも言えるでしょう。
Nさんは、中総体で県大会に出場するほど部活に専念していました。
部活が忙しい分、勉強に費やせる時間も限られています。
そのため、解説中心の授業ではなく演習中心のYSTの勉強の進め方が、本当に合っていたのだと思います。
勉強をやらされるのではなく、自分で目的意識を持って勉強をする。
同じ1時間・同じ2時間でも、受身になって勉強をやらされるのではなく、積極的に自ら進んで勉強をする。
最終的に第1志望に合格する人というのは、Nさんをはじめ、みんな「自ら進んで勉強をして」います。
これも大切なことなのでもう一度言います。
最終的に第1志望に合格する人というのは、Nさんをはじめ、みんな「自ら進んで勉強をして」います。
既に将来の目標をお持ちの方は別ですが、まだ決まっていない方は、高校に入学したら何をしたいのか、あるいは高校を卒業したらどういったことをしたいのかを一度じっくりと考えてみるのもいいでしょう。
さて・・・
2月10日の中野中学校を皮切りに、来月は学年末テストが控えています。
(中3生は実質的に後期入試直前ですので、そちらを最優先に勉強するようにしましょう)
中1・中2生諸君、この学年末テストは結構範囲が広くなりますので、心しておきましょう。
今までの中間・期末テストを思い出して下さい。
学年の最初に実施された1学期末テストは、新学期ということもあり、試験範囲が少なかったと思います。
2学期には中間と期末の2回テストがありましたので、やっぱりそんなに範囲が広くはありませんでした。
毎年、公立の中学校の進度を見ていると、冬休み前までは結構のんびり進んでいます。
でも、年度末までには教科書を終わらせなければいけません。
そのせいもあり、学年末テストの試験範囲はとっても広くなってしまうんです。
例年、塾生から頂く範囲表を見ていると、教科によっては教科書の3割位が学年末テストの試験範囲になっていることもあります。
ということで、今からできることはコツコツとやっておきたいところです。
具体的には、学校のワークに早めに着手するようにしましょう。
何度も言っていますが、理想としては、テストの1週間前までには一通りワークを終えること。
そして残りの1週間で、復習をしたり苦手な問題を重点的に取り上げる。
2年生は、年度が新しくなれば受験生となります。
そういう意味でも、この学年末テストで弾みをつけたいところです。
【 住 所 】 多賀城市下馬3丁目2-13
(国道45号:白松が最中さん向かい)
(共進不動産さん2F)
【電話番号】022-366-9415
【営業時間】16:00~21:40
【最 寄 駅】 JR仙石線下馬駅から徒歩3分
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