今日の中3の授業での1コマ。
講習期間なので、宮城県の過去問を扱っていました。
数学の授業。
「図形の証明」の問題がありました。
講習の授業では予習をして頂き、の内容を解説します。
そこで、皆さんの「でき」がどんな感じなのかを確かめるため、解説する前に一通り答案を見て回ることにしました。
そこそこ解いている塾生もいるのですが、まったく手を付けていない塾生もいます。
私「どうして解いていないの?」
塾生「図形の証明、苦手なんです」
私「問題文だけでも読んでみた?」
塾生「いえ、証明なので」
証明だから、ただそれだけの理由で全く手を付けていない塾生がいました。
年によっては難しい問題が出ることもありますが、少なくとも
△*** と △*** において
××=○○ (仮定) … ①
くらいなら何とか書けるものです。
問題によっては、もう1行
∠▽▽▽=∠□□□(対頂角) … ②
のようなものも書ける場合があります。
因みにこの年の図形の証明の配点は、100点満点中6点もありました。
具体的に言うと、上記の「①」まで書ければ1~2点はもらえます。
「②」まで書けば2~3点はもらえるんです。
しかも「①」や「②」に気づくことはとても簡単。
公立高校の入試では、自分と同じくらいの学力の生徒が、同じ高校を数多く受験します。
そのため、ボーダーライン上では、同じ点数に5人も10人も並ぶことがあります。
つまり、1点違うだけで順位が5~10番違ってくるんです。
「解ける問題を確実に解く」 「1点を貪欲に取りにいく」
たとえ完答できなかったとしても、部分点を意識的に取りに行くということは、とても大切です。
前期選抜まであと28日。後期選抜まであと2ヶ月。
「1点を貪欲に取りにいく」姿勢を身につけて、本番に臨むようにしましょう!

【 住 所 】 多賀城市下馬3丁目2-13
(国道45号:白松が最中さん向かい)
(共進不動産さん2F)
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