6年前、中学校に入学するタイミングで入塾してきた女の子(Uさん)がいました。頑張り屋さんの彼女は、いい意味でマイペースを貫き、部活動や充実した私生活を送りつつ、勉強も常に好成績を収めていました。
運動部のUさんは読書も大好き、ピアノもガッツリこなし、それでいて定期考査も常に450点以上をキープしていました。とにかく好奇心旺盛で、色んなことにとことんチャレンジしていくタイプでした。
高校入試では、努力の甲斐もあり仙台の進学校に進みました。そこでも運動部に所属し、後に部長さんになることになります。
理系の彼女は農学系の大学を希望するようになります。私立大や推薦入試とは違い、国公立大学は5教科7の共通テストが課せられます。共通テストを意識して日頃からバランスよく勉強するだけではなく、2次の記述試験も意識して、数学3や理科などの記述対策も並行して進めていかなければいけません。
共通テストまでであれば、塾用に作られた業者の教材・テキストでも十分なのですが、数学3までの記述問題となると、そうはいきません。そのため、高3の高総体が終わったあたりからは、実際の入試問題(国立大の過去問)を塾の授業で使えるように、毎回、アレンジし直して取り組んで頂くことになりました。具体的には週に2〜3題、ガッツリ系の理系の入試問題に取り組んで頂きました。
そして、2次試験の日を迎えました。前期日程では残念ながら合格を勝ち取ることはできませんでしたが、気持ちを切り替えて臨んだ後期日程で、Uさんは見事、合格を勝ち取ることができました!
Uさんのことを書こう、書こう思っていたのですが、年度替わりの忙しさにかまけてしまい、5月の半ばまできてしまいました🙇🏻
3月下旬、入学準備で忙しい中、Uさんが塾に顔を出してくれました。見事、第一志望の農学系に入学が決まったUさんの顔からは満面の笑みがこぼれていました。
大学入学はゴールではありません。自分がやりたいことのスタートラインにようやく立てた段階です。これからも初心を忘れずに夢の実現に向けて邁進していって下さいね。私も陰ながら応援しております。
◆YST進学研究会◆
多賀城市下馬3-2-13
022-366-9415
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