中1・中2生は今月中旬以降、学年末テストが控えています。例年のことではありますが、範囲が膨大になります。早めにワークなどをこなしておきたいところです。
今日は中1、中2の授業がありました。今日の授業で1つだけ気になったことがありますので、述べておきます。中1生は理科で力(ちから)を扱いました。典型的な問題として、バネにおもりをつけた際の、バネののびや長さを聞く問題があります。グラフが用意されていて、横軸がおもりの重さ(あるいは力の大きさ)で、縦軸がバネの長さ(あるいはバネののび)になっています。そして、問題によってはバネの長さを聞いている場合もありますし、バネののびを聞いている場合もあります。
例えば、元々のバネの長さが10cmで、おもりをつけたところ3cmのびて、その結果バネの長さが13cmになったとします。
グラフの縦軸にはバネの長さが設定されていて、グラフをそのまま読めば、13cmであることが分かります。問題が「その時のバネの長さはいくらですか」であれば、答えは13cmです。この場合、ほぼみんなが正解します。
一方、問題が「その時のバネののびはいくらですか」だと、答えは3cmになります。でも、問題慣れしていないと、グラフの縦軸をそのまま読んで、13cmと答える人がほとんどです。
大概、1回は間違えるパターンですね。
でも、この間違えるという過程がとても大切です。どんどん問題をこなして、間違えながら必要事項を身につけて頂ければと思います。
◆YST進学研究会◆
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